パーフォレーションしていても保存できる可能性は高い
パーフォレーションとは歯の根管の壁に穴があき、骨の方まで貫通してしまう(穿孔)ことです。 パーフォレーションが起こると顎の骨への細菌感染など、症状が重症化する可能性が高くなります。
そのためにこれまでは抜歯になるケースが多かったのですが、最近ではダイオードレーザーやマイクロスコープによる精密治療やMTAセメントを使うことで保存することが可能な場合が多いのです。
肉眼では治療することは非常に難しく、高倍率でのルーペでも困難な場合が多いです。
当医院ではオリジナルテクニックを用いてパーフォレーション部の修復を行っており、極めて良い治療成績を納めています。
髄床底や根管側壁、根尖孔がパーフォレーションしていて抜歯しなければいけないといわれても諦めないで治療をトライする価値は十分にあります。
パーフォレーション治療のためのキーワードは
1 マイクロスコープ
2 ラバーダム防湿
3 ダイオードレーザー
4 MTAセメント
5 パーフォレーション部の封鎖(オリジナルテクニック)
以上となります。