こんにちは、Ｄｒ．Ｙｏｋｏです。

２月８日から１２日までフランス、パリで行われたアンチエイジングの学会に参加してきました。

ヨーロッパで行われている最新のアンチエイジングとは、日本では全く行われていない方法で予防の上を行く予防という感じでした。

（そしてこの学会、アンチエイジングオタクな先生方が沢山！笑）

まず、がん予防、病気の予防という観点でも、血液検査では出てこない前段階で（つまり病気になるの前段階で）検査を行います。

例えば、唾液検査、ホルモンの数値検査、腸内細菌検査、遺伝子検査などを行ってどんな病気に近づいているかを調べます。

そして過剰にストレスを感じているかどうか、睡眠の質はどうかというところまで調べます。

日本では販売さえされていない、オキシトシン（幸せホルモンと呼ばれていて、好きな人とハグやキスをすると沢山分泌されます）の補充や

メラトニン（睡眠のリズムを整えるホルモン）の補充療法なども行っていました。

ちなみにメラトニンが足りていないと、寝つきが悪い、夜何度も覚醒する、朝疲れが取れていない、朝すっきり起きれないなどの症状が出てきます。

メラトニンは、夜寝る前のスマホやテレビなどのブルーライトを見ることで減少してしまいます。

また、夜間の歯ぎしり、食いしばりもホルモンバランスを崩す原因の一つです。（食いしばり治療のボトックスについては他記事で）

また、ホルモンバランスの乱れは顔貌のエイジングにも影響してきます。（シミ、たるみ、しわ）

（出てしまったものにはヒアルロン酸、ボトックス、脂肪溶解、リフトアップなど）

つまり、病気になる前に、お顔のエイジングが出る前に対策をしていくという究極の予防ですね。

さらに今話題になっているのは英語を直訳すると、うんち移植つまり腸内細菌移植というものです。

病気に近い状態の人の腸内に、健康な人の腸内細菌を移植するというものです。ただし、お口の中の菌は腸内の菌と関連していますので、

お口の中に悪い菌が沢山いる状態では絶対に腸内の環境も乱れてきます。なので、まずお口の中の悪い菌を除菌するのは大前提ですね！

それから、私はよく患者さんにお肌のお悩み相談を頂くのですが、肌を整えるにはファスティング（プチ断食）がおススメです。

今回の学会でもファスティングと食生活の改善についてはもちろんやっていました。１日３回のうち１食を抜くと（朝は排泄の時間なので朝がおすすめ）

いつも消化に使っているエネルギーを体の修復に使ってくれるようになるためです。

また、当院ではメタトロンという波動療法を用いて病気になる前の体の悪い所を検査し、自分に合っていない食べ物、合う食べ物、合わない金属や化学物質などもわかります。

慢性疲労、体調不良、月経前症候群、便秘、肥満、貧血、不妊、頭痛、肌荒れなどのお悩みがある方におすすめです。