その他/審美歯科

審美治療を成功させるポイント!

ブナの杜歯科クリニックではできる限り抜かない矯正治療、痛みが少ない麻酔、ジルコニアやセラミックによる審美治療、レーザーによる痛みが少ない歯周病や歯科治療、エナメル質をできるだけ削らないダイレクトボンディング、マイクロスコープを使用した精密虫歯治療や根管治療、MTAセメントを応用した歯髄保存処置、CTを応用した痛みや腫れが少ないインプラント治療、外れにくい精密義歯(入れ歯)、ホワイトニング、美容歯科、顎関節症や歯ぎしり、食いしばりに有効なボトックス治療、アンチエイジング外来、メタトロン、スイス式虫歯、歯周病の予防(GBT)、口臭治療など多岐にわたり歯科治療を行っています。

今回は審美治療についてですが、より美しく、素敵なスマイルを得るためにぜひ知っていただきたいポイントについて説明します。

1 歯肉に炎症がないこと

これから審美治療をやっていこうという口腔内が、歯肉炎や歯周病では歯型を取るのも困難だし、処置後のメンテナンスも行うことができません。当医院ではホームケアとしてPOIC水、プロフェッショナルケアや治療としてスイス式のGBTを推奨しています。

2 歯頚ライン(歯肉の高さ)が揃っていること

審美的な材料を使用した被せ物を入れても、歯肉の高さが不ぞろいでは歯の長さがバラバラになって審美治療は困難です。歯肉のライン(高さ)が不ぞろいになる原因は、歯並び、歯の唇舌的な位置関係が悪いために起こってしまいます。軽度のものであれば歯肉切除や歯槽骨整形で改善します。しかし、重度の場合は歯列矯正を行わなければ改善しない場合もあります。

3 歯肉に黒変や黒ずみがないこと

歯肉が黒変する原因は失活歯(神経を抜いてしまう)や喫煙や受動喫煙です。失活歯の場合は根管に歯を白くするブリーチング剤を入れて改善することができます。喫煙の場合は禁煙指導をした上で歯肉の黒変部をレーザーで処置をします。受動喫煙の場合は分煙指導をして濃く変部をレーザーで処置します。

4 エナメル質の透明感を再現できる材料を使う

レジンやハイブリッドセラミックではエナメル質の透明感を再現することはできないので、審美治療には不向きな材料といえます。エナメル質の透明感を再現できるのはやはりセラミックになります。

5 精密な歯の切削、形成と精密な歯型採得

歯に被せ物をする場合は支台歯形成といって、歯を切削します。形成限界をスムーズなラインにするために当院ではマイクロスコープや拡大鏡をしようしています。また型取りには精密印象材(シリコン)を使用しています。採得した印象はマイクロスコープや拡大鏡で入念にチェックする必要があります。

6 前歯だけでなく奥歯を含めた咬合が安定している

過蓋咬合や不正咬合があると前歯に過度な力が加わり被せ物が破折したり、歯根破折を起こすことがあります。このようなケースでは矯正治療が必要ですが、治療期間や費用の問題ですべての人が矯正治療を受けることは困難です。その場合当医院ではボトックス治療を推奨しています。

7 唇、口輪筋や口腔周囲筋が正常に働いている

せっかくきれいな被せ物が装着されても、いつも口がポカンと開いていては審美的とはいえません。原因の多くは口呼吸です。さらに口呼吸は鼻のフィルターを通らずにダイレクトに外の雑菌やウィルス、花粉、ハウスダストが体内に取り込まれてしまいます。鼻疾患がある場合はそちらの治療を行いながら、口唇閉鎖訓練、舌の訓練を行う必要があります。また口呼吸の方は唇が厚ぼったく審美的に良くありません。口唇の引き締め体操を行い、形の良い唇を作り上げていきます。

8 上顎の前歯の切端がスマイルラインと調和している

前歯の長さと切縁の位置はスマイルラインによって決定します。上顎前歯の切縁が下口唇のラインと一致する必要があります。

9 歯根が歯槽骨頂の理想的な位置と方向にある

歯が極端に内側に入っていたり、外側に出ているものを被せ物だけで治した場合、歯頸ラインが不自然になり審美的に治療することはできません。急がば回れで6~8ヶ月程度の部分矯正を行うことで改善する場合が多いです

10 色調の再現性(ダイレクトボンディング)

ダイレクトボンディング法の場合は術者の経験と技術が問われるところです。また被せ物では歯の色調を歯科技工士に画像を送って伝達する必要があります。また、経験と技術がある歯科技工士に被せ物の政策を依頼する必要もあります。

いかがでしょうか?ただ削って、歯型を採って、被せるだけでなく、審美治療を成功させるためには様々な分析と診断を行う必要があります。

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