その他

矯正治療の費用と期間について

矯正治療費用ですが、治療を開始する時期、装置、期間によって異なります。

治療を開始する前に矯正検査料が30,000円必要になります。当医院では歯型、口腔内写真、パノラマ撮影 CT撮影を行います。レントゲンでは埋伏歯や先天欠損や異常疾患がないか調べます。またCTで舌位や気道の状態や2次元レントゲンでは診断できない埋伏歯の位置や他の異常がないか調べます。

1 乳整列の矯正治療

拡大床や舌側弧線(リンガルアーチ)、マウスピースなどの治療を行います。費用は100,000円ぐらいからになります。乳歯列に問題があるケースでは永久歯列にも問題が起こることが多いです。希望により永久歯列が完成するまで治療や経過観察を行います。

2 混合歯列(乳歯と永久歯が萌出している歯列で6~12歳ぐらい)

拡大床や舌側弧線(リンガルアーチ)、マウスピースなどの治療を行います。費用は100,000円ぐらいからになります。また2×4のようにブラケットを部分的に付ける矯正治療では240,000円~となります。治療期間は永久歯列が完成するまでとなり、個人差があります。

3 子供の永久歯列

小学生の高学年から中学生、が対象となります。治療費用は720,000円~で、治療期間は1年半から2年ぐらいかかります。

4 永久歯列で高校生以上、成人

治療費用は840000円~となり、治療期間は1年半から2年ぐらいが一般的です。

これらのほかに、毎月の再診料が5,000円必要となります。

また当医院では早くから矯正治療を行ったほうが、治療費用が安くなるようになっています。また早期から治療するので抜歯矯正にいたるケースがひじょうに少なくなるのが特徴です。

矯正治療費用は保険が効かないために自費治療となります。そのために治療費が高いと思われる方が多いと思います。確かに保険治療費からみれば負担金は多くなります。ここで矯正治療の中身を、本質を考えていただければ幸いです。

生涯、歯並びが悪い状態で、歯にコンプレックを抱きながら生活していくよりも、歯並びがきれいで、咬み合わせも良い状態で、ブラッシングしやすく、虫歯や歯周病がない状態のほうがはるかに自信を持って快適に生活を送れます。

決定的に違うことは、歯を大切にする気持ちが幼少の頃から芽生え、ブラッシングをしやすいので、虫歯や歯周病の予防が行えるということです。逆に、歯並びやかみ合わせが悪いと虫歯や歯周病になりやすく、結果として歯の治療を繰り返し、最終的には歯を失ってしまう方が多いということです。

つまり、歯を失わないようにするための先行投資が矯正治療です。先行投資をしなけれ歯並びが悪いので結果的に歯の治療に費用を割かれ、最終的に歯という貴重な財産を失ってしまうことになります。

保険深慮を使って、幼少の頃から虫歯治療を受けて、最終的に総義歯になるまでの保険でかかる治療費用を計算すると100万ぐらいかかります。つまり、100万を投資して自分の歯がどんどん健康になれば申し分ないのですが、100万の治療費用を払って、歯を削られたり、神経を抜いたり、終いには歯を抜いて入れ歯を作るのに費用を割かれて、食べ物を咀嚼するという大切な機能を失い、審美性も失ってしまいます。

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