口臭の原因で見落としがちなカンジダ
口臭が気になる方のチェック項目です。
1 虫歯
2 歯周病
3 歯根破折
これらはどのホームページにも書かれているかと思います。
もう一つ意外と知られていないのがカンジダです。
カンジダは真菌で強い口臭の原因となることがあります。
カンジダが多い方は起床時の口のネバツキが強くなります。
朝起きがけに唾液を水に張ったコップに垂らしてみてください。
粘着性のトロっとした唾液が沈んでいくようならカンジダが疑われます。
歯科医院では位相差顕微鏡で発見されることが多いです。
カンジダがいる場合は市販の歯磨剤で一生懸命磨いても治りません。
そもそも市販の歯磨剤で磨いているにもかかわらずカンジダが生息しているということは効かないということです。
おすすめは次亜塩素酸水(商品名POICウォーター)で口腔の除菌を行いつつ食生活を改善することです。
抗生物質の乱用やステロイド、ピルなどの薬剤によりカンジダが発生しやすくなる場合もあります。
また安易に抗真菌剤を使うことは推奨できません。
現在は保険適応から外されましたが、アマルガムという水銀を含んだ金属の詰め物との関連もあるといわれています。
甘いものが好きな方、糖アルコールを多く摂取する方も要注意です。
LPS(腸管漏洩症候群)を引き起こしアレルギーの原因や体調不良、疲れの原因にもなります。